研修が終わると、すぐに修理センターの立ち上げが始まりました。
しかし、私たちはSOPを完成させてから現場を作るという方法は取りませんでした。
SOPの作成、修理センターの設営、エンジニア教育、管理システムの開発を、すべて並行して進めたのです。
例えば、工場や開発拠点で得た知識は、その日のうちにSOPへ反映されました。
新しい修理手順が決まれば、管理システムにも反映され、同時にエンジニア教育にも取り入れられます。
カスタマーサポート用の故障分類も、システム開発と並行して整理され、実際の運営開始後は現場からのフィードバックを毎週反映しながら改善を続けました。
つまり、SOPは最初から完成していたものではありません。
現場とともに成長する運営基盤として設計されていたのです。
この経験は、後にAXION HUBが現在まで継続している標準化の考え方の原点となりました。